最新の聖訓

太虚子:聖訓

二〇一五(中華民国一0四)年 五 月 六 日

帝極(参)天字第一0三号

一0四年 四 月二十九日

乙 未 九 日 巳の刻

 

小国ネパールで大震災が発生し、死傷者多数となって、天人は同じく悲しんでいる。

  いわゆる「天の定めは人に勝る」であり、地球構造を全体的に見ると、地質の運動中であり、インドプレートとヨーロッパプレートは互いにぶつかって、隆起し世界の背骨であるヒマラヤ山を造り、今に至るまで絶えることなく収縮上昇中である、これは自然の力であって、決して人力によりできることではない、然るにまた「人の定めは天に勝る」であって、考えるに人類がもし自然に向かっての奮闘を理解すれば、また自然変動において吉に向かわせ凶を避けることができ、天災の禍を逃れることができる。

  残念ながら人為が劣り、ネパールの政策が遅れていることによって、大衆は貧苦に堪えられない状態であり、地上の建築物の耐震力が弱く、大きな悲劇を生んだ。特に甚だしいのは、地球温暖化により極地の氷が溶け、海面が上昇し、海洋プレートの荷重が増加し、陸地プレートの荷重が減少して、プレート運動の活発化を呼んでいることである。一旦錯誤が発生すると、巨大地震は不可避となる。

  地球地質史を顧みると、一万年余り前に例があって、今は人口密度の高さにより、損害は計り知れなくなっている、危機は目の前に迫っており、世界各国はネパール震災の救済を行うと同時に、警戒しているだろうか。

 

   


 

 


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