先天一炁機禅子:聖訓 4号

二〇一七(中華民国一0六)年一月十二日
(106)帝極(参)天字第00四号
二〇一七(一0六)年一月十一日
丙申年十二月十四日 午の刻

巡天節を前にして、各地の教院・教堂・道場および親和所は、いずれも灑浄を 終え、内外の環境を完全に一新させなければならない。これだけでなく、更に 重要なことは同奮の身心言行が、平時から「心を清め真如に合わせる」の道風 を保ち、救劫使者の「上等の徳は谷の如く、謙虚で相譲る」修養に合致するこ とこそ天帝教の真の修行である。 本教は同奮に「天心の徳を体験し理解せよ」と導いて来た。「天心の徳」と はどこから発せられるものであろうか。いわゆる「風雲は変幻して先覚者は誰 であろうか」、ただ心に仁徳を持つ者だけが先覚者なのである。目下の世界情 勢を俯瞰すると、すでに「人運」の変化が「国運」と「世運」を連動させてい る現象を見る。特に丙申年既定の行劫方案では多くの生霊がしばしば劫難に遭 っているので、聖宮は憐れみを垂れている、そして教主 天帝が巡天を行われ、 翌年の行劫方案を決定されることは、生してやまない大徳をお持ちであること に他ならず、人心が時機にかない覚醒し、自らを救い人を救うよう願われてい る。 同奮は救劫使者として、一般の凡人とは比べものにならない。教主 上帝は 救劫の権を各位の手中に与えておられる。従って同奮は巡天節の意義を深く理 解しなければならず、これが誠に丁酉年の衆生の禍福存亡にかかわっており、 更に台湾の前途にも大きく関係している。我が全教の同奮が、揃って奮闘心を 発し、共に奮闘の道を行なって、無比の精神正気により、台湾を保つ護国の基 礎を堅固にし、丁酉年救劫弘教の新運をひらくよう願う。

 

 


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本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。