太虛子:聖訓 105号

二O一八(中華民国一O七)年三月九日
(107)帝極(参)天字第一〇五号
二O一八(一O七)年三月八日
戊 戌年一月廿一日酉の刻

天運、道運、気運、人運は互いに関わり合い、世界の情勢、人類の運命は極大な転折に直面しているのである。ある暗晦の気は満を持している状態である。気候の極端変化は万物の目覚める啓蟄に潜んでいる。

洲と洲の間、国と国の間、人と人の間に二極化の形成を引き起こす。一つは境界がはっきりしていて、一つは相互に交錯している。春劫に駆動された状態で、当面なお混沌の現象である。

天帝教は自然環境から引き起こる危機に直面している。高度な覚醒及び危機意識が持たなければならない。台湾の前途も更なる厳しい試練に向き合わされる。台湾内部にある二極化も一層深刻になり、多元社会が来る同時に台
湾の社会問題も尽きのない程、次々と現れ、政経、教育、民生などの異なる類型の問題が隠隠として発動を待っている状態である。台湾の人心は頼るものがなく、真偽を識別できず、見極めるのもできない状態にあるため、

如何に足元でしっかり立つか、如何に出発するか、宗教は空虚な心霊、無力の心理を慰めるのである。計画を適切に立て、戊戌は劫に遭われる年であり、運が転化される年でもあるから、極める窮地に所在しても生機が現われる、

枯れた樹木も春に巡り会える。よく大切に把握すれば、新たな景象が生れてくるであろう。

 

 


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本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。