天帝教極院 聖訓 185号

天帝教極院 聖訓

天人教主:                                                                                                                                                                                                                                                                     

二〇二一(民国一一〇)年五月六日
辛丑年三月二十五日 未の刻185号

辛丑年の春、全世界で化劫禳災解厄法会(厄除け・厄祓い祈願のための法会)が行われ、『天人親和真経』の奉読を強化する。その効果は以下の通りになる。

 『天人親和真経』を先行奉読することで、全世界の親和力量が強化され、天人親和の力道が集まり固まる。「天人諸道眾、以行親和力、協化神媒界、得盡大同律。」(天人の諸道衆が親和力を行うことで、神の世界と調和し、大同律を尽くすことができる。)毎日奉読することで、親和力の熱準が安定し、法会の日には「親足以為感」(自ら十分に実感できること)に達する。

紫微大帝:

二〇二一(民国一一〇)年五月六日
辛丑年三月二十五日 未の刻186号

天体の運行には規律や法則がある。星(アストラル)炁(エネルギー)の調和や放出は強弱があり、乾坤を統御したり、陰陽を調節したりする。宇宙が滅んでいない限り、その終わりがない。「斗期」は、天体の運行の親和性を悟り、星を観測して天地の法則を演算した結果に由来する。最初は地理的な制約があり、ある種の断片的な「斗期」となっていたが、「宇宙の法則は相対的なものであり、異なる地域には相応した斗期がある」というのが総合的な見方となっている。我が宗教の世界的な法会が世界各地で広く開催され、この地球を1タイムゾーンにした法会を創設できる時が来たら、『天人親和北斗徴祥真経』の奉読から言うと、全世界で常に途切れなく奉読し続けられるようになる。それで天人と星(アストラル)炁(エネルギー)の親和力量の最大の効果を生み出し、気運を調整し、驚くべき効果を発揮する。

崇仁大帝:

二〇二一(民国一一〇)年五月六日
辛丑年三月二十五日 未の刻187号

辛丑年の春に全世界で行われる化劫禳災解厄法会の経典奉読について以下の通りに説明する。天帝教春季法会の「グローバル性」は深い意味があり、巨視的な救劫の新境地を開き、救劫への平和意識を全世界から集め、誠意の熱準を高める。

 「特定の経典」や「基本の経典」の奉読は、「念 」念ずる。(一途に思いを込める。対象に向かって心を集中し冥想する)と「唸 」唸る(声を出して唱える)への集中を重んじる。

「質」の向上が「量」の実践効果を拡大する。持誦不空過, 經力無虛偽(『天人日誦廿字真經』の経文の一部。「奉読は空しく過ごすことがなければ、経典の力には偽りがない」)

 天帝教の同奮は、経典を熱心に奉読するように奮闘し、「経典奉読の基本原則」を守ることーー口誦「心惟」 (口頭で唱え、「心を込めて奉読)することで、天人親和の不思議な効用を発揮し、想像を絶する感応を生み出す。

※口誦は「口では声に出して唱える」。「心惟」は「心では考えてみる。心を込める」

無始古仏:

二〇二一(民国一一〇)年五月七日
辛丑年三月二十六日 巳の刻188号

この太陽系の三期末劫の春劫衝撃に面して、天帝教が辛丑年の春に全世界で行う化劫禳災解厄法会は、辛丑年の上元龍華会からスタートする。天命救劫使者は『天人親和真経』 と『天人親和北斗徵祥真経』と『皇誥』の奉読を強化し、法会の全体的な運化を協力する。

 人間界天帝教の天命は「救劫」である。救劫という天命を根本にして、春劫という挑戦に直面し、浩然の気という心持ちや気迫を奮い起こし、世界中の「平和意識」が高い有志たちと協力し合い、「能動的に・積極的に」救劫、化劫のために奮闘し、三期末劫を救おうとする大きな願力を見せたら、その願力が自然に天上界と人間界の間の運化に反映される。

 

 


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