太虛子: 聖訓
二O一七(一O六)年十一月四日
丁酉年九月十六日 巳の刻
二〇一七年、全世界各地の山火事が多発し、なお悪化しつつある。今年の始めからヨーロッパを跨るポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャなどの国、北米州はカナダ、アメリカ、アジアは日本、韓国と中国大陸の内モンゴルにおいてである。
地球温暖化と人類の自然生態への破壊により、火の劫災が次々と人類の生命安全を襲撃する重要な鍵となり、全世界各国にとって共同で対面しなければならない生存への挑戦である。しかし、アメリカ政府が先行して「パリ気候変動協定」を離脱し、また、4か月後、更に、二酸化炭素排出量を制御し、地球温暖化を引き下げる、一条政策である「グリン―パワープラン」を廃止した。アメリカ政府の環境保護への決定は軽率で、方法や態度を容易に変えることは、逆にアメリカを天災人災に覆われる劫災地域へ押しやる同時に、天帝教にとって、アメリカ教区における救劫弘教の厳しい試練になる。
この小誌はドキュメントであり、フィクションでは有りません。
本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。