玄玄上帝:聖訓 230号
一〇七年五月二七日
戊戌年四月一三日午の刻
帝極(参)天字第二三〇号
生は尽きるが、知は尽きない。尽きるもので尽きないものに従うのは、難しいことである。哲学史弁は人類の知恵と知識により、造物主の意思を理解するもので、人類文化進化の歴史から見ると、反復循環して、変わることがない。人類はみな「異の中から同を取り、同の中から異を思う」の二大勝善定律を演化の力量としている。一歩前に赴けば、善悪はその中に存している。
「この大天際は、痕跡なく、この生の和は、その通りに運用され、十大天人を含み、この義名は深く、愚かな者は悟ることができないので、詳細をお話しいただきたい。」人天の間の差異は、有形無形の境界線であり、地球上においては知恵生物の霊妙な好奇心が、未知の領域に不断の思索・証明・差異の解決をなし、科学・哲学・宗教から芸術に至るまで、いずれにも心を集中させ、そこに全精神力を集中させ、情と命に達し、本質に近づき、自己の本性と天命に忠実であって、有限の肉体生命を勇敢に突破し、精神生命の領域に入り、宇宙を逍遥するのである。
この小誌はドキュメントであり、フィクションでは有りません。
本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。