天帝教巡天節 聖訓集

極初大帝:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 寅の刻

教主は参機殿において「壬寅年三期末劫 — 春期報告会議総検討」を開かれた聖示:
 一、春期の啓運の前三年間は,劫運の力量は三割減緩されており,持続して天帝教の応元救劫天命任務を執行するように。
 二、保台方案は三年内に全力応化するよう定める。
 三、崑崙山の諸仙は春期に呼応して布化の作業を進める。
 四、人間界の天帝教は積極に行ないをなし,持続して奮闘し止まないように。

極初大帝:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 寅の刻

教主は参機殿において「壬寅年三期末劫 — 春期報告会議総検討」を開催された,説明する:
 一、壬寅年の「行・清・平未結案を春劫に入れる」専案は,春劫を春期運用の方式に転化させるものであり,無形における啓動は春期救劫方案に呼応している,人間界の天帝教も積極的に呼応して,新たに運を啓くように。
 二、「春期」の新思想を建立し,時代の潮流環境に応じよ,三期末劫の気運の変化過程にあい対し,警戒と洞察の能力を保持せよ。
 三、春期の展開期には,壬寅年から,期間を三年として,段階を分け人間界に顕応する。
 四、『春期主宰宝誥』・『春期副主宰宝誥』・『天人教主宝誥』および『崑崙老祖宝誥』は公布施行されている,これらに関する道務礼儀はまた修訂して施行する。

太虚子:

                       二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 寅の刻

「壬寅年三期末劫 — 春期報告会議総検討」について,説明する:
 一、三期末劫の六段階は(一)行清平(二)春(三)康同であり,行清平総清は,未解結の案を,春の時期に併入する,天帝教復興が復興し, 上帝が自ら教主になられたので,延康の時期ができ,宇宙真道が普く伝えられ,聖凡平等・天人大同の目標に邁進するようになった。
 二、駐人間(じんかん)首任首席使者が極初大帝の位に昇り,春劫の劫運を司られ,春劫主宰となられた,しかし世情は変化,極初大帝は極子道院において第三階段の修煉を完成されたが,帝教総殿の保台護国特別行政府の編成拡大に応じるため,春期主宰に昇られた,名は異なるが責は同じで,救劫応化には変わりはない。
 三、春期はすなわち康同を順転させる鍵となるので,延康の名がある,崑崙山の地仙は命を受けて使命と任務を執行する。

先天一炁啓玄子:

                 二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 寅の刻

上帝のお心は忍ぶことができない,蒼生が難に遭うことを,受け引きつけられて親和をされ,天人が交感する。
 無形には神があり,人は心を堅くして奮闘してこそ,本来の道を再建し,劫運を転回させる。行うに例を以って,導くに徳を以ってする,誠を尽くして惑うことはない。
 危うきに臨んで難を逃れ,誠意を尽くして 上帝を感動させ,立派な態度を永く続ける。

極初大帝:

              二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 卯の刻

上帝は玉霊殿において「地球国際政経局勢総報告会議」を開催された,聖示:
 一、行劫の劫気を緩和し,国際経済・政治・文化体系の崩壊の恐れを消え去らせ,世運と時局を平衡させる。
 二、共同体が互恵となり,尊重され自由に物事を決め,多方面の共栄を創造する。
 三、意識型態の縛りを解除し,「世界大同」・「地球一体」に向かって邁進する。
 四、全地球化・自由化の成果を調整し,経済協力により政治と軍事の対抗を鎮まらせる。

三期主宰:

                      二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 卯の刻

上帝は玉霊殿で「地球国際政経局勢総報告会議」を開催された,説明する:
 一、目下の国際的な全体の趨勢は,各国が一つの共同体をなし,国と国の間で衝突または戦争が発生している,いずれも他の国に波及して,それが全世界の政治経済貿易の相互関係と平穏さに影響している。

 二、全世界は目下厳しい食糧危機にあり,民の群が権力・食糧を争っているので,慎重にならざるを得ない。
 三、重点は人の和にあり,まずは人心を安定させること,心が乱れなければすなわち気が集まり,気が集まれば精神が集中する,人の心の向かう所は,気のあるところであり,念々集中して祈祷し,また心を純粋に一つにすれば,救劫の助けになって,天人親和・天人合力を達し乾坤の勢いを回転させることができる。

首席督統鐳力前鋒:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 卯の刻

壬寅年の期間全世界の天災人災は絶えず,政治・経済・自然生態の異変は定まるところがなく,全人類が「人生の意義は何であるか」を反省するよう触発している。
 目下人類の生存環境は精神と物質の均衡が失われた状態を呈している,科学技術は日進月歩であり,仮想世界の創造は人類の内心に各自の幻想目的と理想生活があることを表わしている,この仮想において実現でき,内心に頼るところと満足が生まれるよう願う。人類の精神世界に対する追求は生まれて以来のものであり,深く生命の中に蔵されている,異なった時代環境の道具または方式を運用して実践するが,なお現実世界に帰らなければならず,電子体と和子体の一元二用に戻り,生命の本質を探究せよ,宗教の教化はすなわち人類が小宇宙と大宇宙を認識することを導くものであり,最後には常に宇宙に存するようになる使命である。
 天帝教の教義は人類の宗教に対する固有の思維を開拓するものであり,第一神論と第二神論に対する認識を超越し,第三神論による基本精神で人心に文明を創造する機能を起こさせる,広く教義を伝えるのは,救劫使者の天命任務である。

無始古仏:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 辰の刻

教主上帝は凌霄宝殿直轄宝殿において「全世界生命存続発展総報告会議」を開催された,聖示:
一、気候効果を観測し,教化応化を注入して,人心の開化を強めよ。
二、無形の精神力量を応化させ地球の国際組織が永続することを進めよ。
三、適度に法則に従って糧食供給を応化せよ。
四、清浄な資源と循環を利用する科学技術を啓発せよ。

無始古仏:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 辰の刻

教主 上帝は凌霄宝殿直轄宝殿において「全世界生命存続発展総報告会議」を開催された,説明する:三期末劫を化延する目的は,人類に自覚覚人・自救救人に十分な時間を持たせるためであるが,地球の生存環境は絶えることなく悪化し,地球が積載できる極限に近づいている,気候・糧食・生 態・疾病の問題と宇宙生命の探索が続いて起こっており,これは危機である,「全世
界共同一体一命」の理念を啓発せよ。

無始古仏:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 辰の刻

上帝は凌霄宝殿直轄宝において「全世界生命存続発展総報告会議」を開催された,説明する:
一、壬寅年は処々に天災と人災が頻繁に伝えられ,全てが行・清・平劫の総清・総掃蕩であって,天は安らかでなく,地は清まず・人は和さずである,心の念が不純で群体の業力の引き入れが加速して凝集し,各種の異端と失和の乱 象を引き起こしている 。 
二、春期廓清の行劫指針は,生霊を主要な対象としており,鍵となる人物が鍵となる時刻に,清劫の任務を執行するように。
三、今の人類の認知能力は昔の比ではなく,地球生態環境は空前の危害を受け危機に直面している,心を正し誠意を以って地球生態の危機を愛護・保護できれば,救劫意識は大きく拡大し,危機を化して転機とする契機が生まれる。

慈恩聖母:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 巳の刻

上帝は清涼殿において「三曹応化総報告会議」を開催された,聖示:
一、天曹:鐳力阿精神を創造し,制度を伝承して,改新を良しとする,本質を忘れず,自ら勤めて休みなきように。
二、人曹:行為と守りがある,風俗習慣を変え,多方面で協調し,古きを除き新しくせよ。
三、地曹:正気がりりしく,陰陽が調和し,道心が凝聚して,団結奮闘せよ。  
  それぞれに鐳光十道を賜い,天・地・人三曹の任務を広めるように。

玄玄上帝:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 巳の刻

壬寅年巡天節天曹道場 — 鐳力阿道場の作業成果と発展方案についての報告について,説明する:
1、 精神教育の大元は,指導にあたり徳を以ってすることであり,執行に際しては仁を以って下に貫く,伝承を育てるにあっては慈を以って行ない,上が行って下がそれにならい,人に広めてゆくように。
二、人和を先とし,共通認識を凝聚して,天に親しみ人に和して,名に従って責を充実させ,公の立場で事をなし,大いなる公平を維持せよ。
三、全体の開発:

(一)施工安全は,定期的に確認せよ。
(二)工程進度は多方面を捉え,早日に完成するように。

中山真人:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 午の刻

壬寅年巡天節天人曹道場—天極行宮の作業成果と発展報告について説明する。
一、同奮と親和し,同奮を思いやり,人を以って大もととし,教えを説明して広め,遠近の人が帰来するようにせよ。
二、活動を多元化し,正しい思考により人心を応化せよ,君子が大もとに務めれば道が生まれる 。  
三、教義の講義を行ない,心物一元二用と,第三神論を説き,内心の修行をせよ,道が勝てば劫は化される。

一炁宗主:

二〇二三(民国一一二)年一月十六日
壬寅年十二月二十五日 午の刻

壬寅年巡天節地曹道場—天安太和道場の作業成果と発展方案の報告について説明する:
一、財務の調節運用は,同奮にかかっており,恩恵が同奮に与えられる。  
二、両誥奉読の救劫力量はなお不足しており,法儀の活動を行なうこと,地曹道場の任務を円満にするため,追思経典奉読活動を行なうこと,これによって霊・心・人が安んじられ、天・人・地・道が安んじられる。

 

 


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本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。