天帝教極院 聖訓

元都天少皇:                 

二〇二三(民国一一二)年十一月二十四日 

癸卯年十月十二日午の刻 389号

 アメリカ教区の癸卯年祈安超薦禳災解厄法会は,至真至誠の心により,天人が親和した。

 諸大神媒は神律の運化により法会の経力を凝聚させ,大空の中の暴戾陰霾の気を調和して,陰質のエネルギーを浄化し,天地正気を強化して,上下四方に普く金光を施した。

 法会の挙行から,新たに出発し,再度道気を振るわせて,向心力を凝聚せよ,天帝教の同奮は皆天命の救劫使者であり,弘教の優秀な人才であるから,あい対する困難と挑戦は功徳を立てる機縁である,智の愚,聖と凡は,ひとえに一念にかかっている。

紫微大帝:                           

二〇二三(民国一一二)年十一月二十四日 

癸卯年十月十二日午の刻  390号

 法会の期間,《天人親和北斗徵祥真経》の奉読は諸天経緯諸宿星君と親和相感する,人間界の法会は熱準の程度を凝集し,星炁の能力を運用して,乾坤を調整し,陰陽を調整して,星炁の力を天心と合わせる,「皇天にはえこひいきなく,徳のある者を助ける」,「天下の徳の士を福とする,天が親しむのは徳である」。

 徳は,虚心が谷であるかのように,天地を包み,群生を養育して,純粋に大公大徳の者を支える,星炁とは親和相応して,天心を勝ち得る。

 福・禄・寿は,全ての世人の求めるところであり,ただ大公無私を以って,一心に天下蒼生のため祈福祝祷すれば,自ずと真の福,真の寿,真の禄を得て,隠れた善行を蓄積し,真修実煉して,輪廻を脱し,永生共生して,宇宙を家となすことができる。

南屏済祖:                          

二〇二三(民国一一二)年 十一月二十四日 

癸卯年十月十二日午の刻 391号

 法会の期間,多くの超拔を求める霊が訪れて来て,職責と関係ある司職の神媒が律により接引し,《天人日誦廿字真経》の経力を転化して,呼応し金精光を施して諸霊を浄化し,陰濁を取り除いて,初歩の浄霊を行なった。超拔を求める性霊は金精光の浄化を拝受し,《天人日誦廿字真経》の経文の意味を体得し,善根を植え,痴を破り悟りを開いた。

 経に云う:「香ぐわしい雲が傘のように覆い 法界は同じく春となり 蓮華座生には宝が映え 九品同じく登る」,十大天人の根源は同じで、法会においては「自らを渡し他を度す」の真義を体得せよ,ただ心を用いる程度の別があるだけである。

極初大帝:

二〇二三(民国一一二)年十一月二十四日 

癸卯年十月十二日午の刻 392号

 アメリカ教区癸卯年祈安超薦禳災解厄法会は,天人の合力により,法儀円満となった。

 法会の挙行は,道気が凝聚され,道心を団結させた。人間界の国際情勢は変化しており,気運の推移に従って相応に有形に示現され,法会は浩然正気を凝縮し,救劫の力量を注入して,気運を変化させた。

 天帝教の法会は大我無私の救劫精神に重きを置いている,私心を去らせ,天理に存するには,天下の憂に先んじて憂い,天下蒼生・万生万霊のために祈祷し,誠意が尽くされれば,天を感じさせ,そうすれば自ずと不可思議な功がある。

 

 


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本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。