天帝教極院 聖訓

首席督統鐳力前鋒:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日
                                     癸卯年六月十四日午の刻 第243号
 無形が時代環境に従って人間界を応化する仕事は,第三神論〜媒介の神の原則に導かれ,媒 圧・媒挾により,人心を導いて真理の智慧を体得・感悟させる,絶えることなく自分に向かっての奮闘を行なう中で,親和の熱準による引合作用によって,感応を悟る,これがすなわち自修自証の道である。
 三期末劫で,人間界には貪・嗔・痴の三毒が満ちて,陰電のマイナスが非正道の性霊和子を吸引して親和し,感応霊通に影響する,「道心はほのかにして,人心は危うし」,天帝教同奮は正大光明の正知正念を持って,誠意を尽くし奮闘して,基本修証功課に勤しみ,大経・大法・大宝及び基本経典を学んで,神通顕化に迷うことがなくてこそ,外境に惑わされることがなくなる。
 「大道は平らであるのに,民は近道を好む」,すなわち修道は神通感応の障害を求めよ。大道は至って簡単であり,道法は自然であり,「無為」の真修実煉によって,苦痛の修行を行ない,道を外れることがなければ,十年で成果が上がる。


首席督統鐳力前鋒:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日 
                                     癸卯年六月十四日午の刻 第244号
 神の道が教えを設けるのはすなわち聖人が天の理の大道により衆人を教化することであり,大道の原則に沿い,従って行なうものである。第一神論と第二神論は権威と鬼神の祈求する禍福の思維となり,迷信の風気を形成して気,神道設教の本意をねじまげてしまった。
 天帝教の教化の「神」は人類が修証して成るものであり,この世では 上帝所管の自然律に従う,自然に順応して世に行為をなし,修行の真義を知って,またすなわち自分に向かっての奮闘により自然律の支配する「道」を超越して避ける。道は,媒介により親和の真理につながる。これがすなわち第三神論の「神道設教」の思維である。
 第三神論の親和関係媒介の神媒宗教観は,無形の神媒応化圧挾の原理を知り,宇宙の三大定律「無形は有形を覆い,無形は有形を創造し,無形は有形を運化する」真義を体得して,迷いを破り信を生み,宇宙の大道に入るものである。


首席督統鐳力前鋒:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日 
                                     癸卯年六月十四日未の刻 第245号
 国際情勢は両極化し,更にいくつかの地域的連合組織に分かれている,気運はすでに転変し,資本主義が全世界の人類を平和繁栄に導くかどうかは,深く考えなければならない。中華文化の王道精神と三民主義は中庸の道であり,全世界の人類が絶えることなく反省し調整する中で変化してゆく。


首席督統鐳力前鋒:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日 
                                     癸卯年六月十四日未の刻 第246号
 核兵器は各保有国の自己主義を中心としており,ただ自然に向かって奮闘と天に向かって奮闘することにより,全世界の力量を集めて人類全体と万生万霊の継続生存を求めてこそ,人類には深く悟る可能性がある。今全世界の気候変遷における継続生存において,全世界は団結協力するのか,それとも弱肉強食が更に悪化するのか,全ては人心の一念の間の行為にかかっている。


三期主宰:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日 
                                     癸卯年六月十四日未の刻 第247号
イスラエル・北朝鮮・台湾などは,いずれも行・清・平がまだ結案していない範圍にあり,困難に直面している,人間界は根本から理解して,解決方法を提案しなければならない,特に特別迴向文はこれに基づいて定められているので,誦誥の力量集中を強め,弘教においては相関する計画を定め,国家と世界情勢に対する注意力を拡大しなければならない。

首席督統鐳力前鋒:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日 
                                     癸卯年六月十四日未の刻 第248号
 人工知能の発展は,資本主義のもとにおいては,人類のトップにいる指導者が更に正確に下の人々を掌握する手段であり,人類を率いて更に一歩発展できるかもしれないが,技術の良し悪しと善悪は,使用する者の人心によって定まる。


天照大神:
                                  二〇二三(中華民国一一二)年七月三十一日
                                     癸卯年六月十四日未の刻 第249号
日本は国際教区であり,民族の文化の差異がある。目下日本の天帝教の救劫弘教はすでに極限に達し,困境はすなわち人心にある,人心の親和と開導を,媒介となすように。

 

 


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この小誌はドキュメントであり、フィクションでは有りません。
本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。