天帝教極院 聖訓

三期主宰:

二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日午の刻 第295号
 三期末劫は春期の階段に入り,救劫を主とし,行劫を副として,劫運を正方向に発展するよう誘導する。天命の救劫使者は「万事救劫ほど急ぐものなし」の原則に従って,祈祷に勤め,積極楽観の精神によって絶えず奮闘し,共にこの地球のため奮闘により大自然法則が運行する未来を創り出すように。


一炁宗主:
二〇二三(民国一一二)年九 月十四日
癸卯年七月三十日午の刻 第296号
 「癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭法会」は天安太和道場において挙行され,法雨が降りそそいで,諸方を浄化し,諸々の性霊を洗い流して,金精光大法が全面的に施され,雷霆雨露は等しく天恩であり,灑浄して更に灑浄し,浄化し更に浄化して,法会は順序通り行われる。
 法会は主に「金精光大法陣」とし,副として「五行五意陣」とする,金精光大法は陣により超拔を求める性霊の段階を転化させ,霊能を補足し,執念・嗔念・痴念・貪念・慢念・疑念を化減して,「超薦の位」に登れるようにし,陰から拔いて陽に転じさせ,陽がまた来たり,超度を得る。
 「五行五意陣」は,五行「木・火・土・金・水」,五意「潔・斂・正・凝 ・養」であって,相生相剋が交錯する,「求超」に合い,その霊を克服し,その形を守って,五意は意を潔めるのを第一とし,更に 斂意・正意・凝意・養意を行なう,全面的な施法をして,その功を勝ち得るべきである。十大天人性霊の和子・大気圏外の精霊・同奮の先祖・先霊・累世冤親の債主及び超抜を求める霊などは,陰を超越し陽に進み,苦を離れ楽を得て,共に天恩に浴する。


一炁宗主:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日未の刻 297号
 廿字教化には法則と準則があり,「律」は能であって,すなわち宇宙の総咒である,「則」は依拠であり,人生の方向を指し示す。
 「身心意を浄化し 懺悔して永劫修める」は心法であり,誠服礼は廿字主宰と各主宰の精神力であって,帝宝・道宝・師宝に誠を尽くして仕え,正大光明の信・願・行を大空の正気に融合させ,神媒の運化に呼応して,天・地・人の三曹は共振して同じく和する。
 癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭法会は,「親しきに親しみ,民をいつくしみ,物を愛する」の心を以って,同一の素質の電質によりつながる先祖の先霊・冤親債主から,衆性衆霊・大気圏外の精靈に至るまで,得るところがあるようにする,なぜ近くに付き添うのか。自からその心を省み,自らその願いを明らかにするのみであるからである,「自願懺悔 當願衆生」,適切な熱準により和合する親和力との関係である。


一炁宗主:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
卯年七月三十日未の刻 298号
 祭りを設け観であることにより,内の聖と外の王の道を承ける,内に反省して外を化す。
 観とは,風が地上に吹き,順調でへり下ることはないということである。法会は権威を運用して無言の教を行なえ,化身蓮花を二用から一元に還るよう施し,人間界の精神鍛煉とする,異なった能階の顕相であるが,「一心に存する」とも言える。


慈恩聖母:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日未の刻 299号
 「癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭法会」は時と位に応じ天安太和道場において啓動した,天の時と地の利は,同奮によって表わされ,終始一貫して,天人は力を合わせ運化する。
 春期の天災地変は,水火が交錯し,全世界の人類は避けることができない,自らを保つためには,団結しなければならず,今正に天に満ち,地に満ち,人に満ち,人類は引劫・造劫,また化劫・救劫に適時を得てこそ再生できる。 全教同奮代表は一心同体となって天安太和道場に集まり,「癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭会」に参加して,敬して法雨を受け,生命の真実を理解して,「生命は永恆で古今なく,道源は常に存して始終する」,教化は蒙昧を啓き,生命が吉祥となって,陰安陽泰,雨露が等しく潤して,皆が天恩に浴するのである。

慈恩聖母:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日申の刻 300号
 法会の挙行は,個人・団体が揃って進み,三曹共に益する。経典の実持と迴向は,典礼の準備と礼行により,自心自性を体得し,これより内在の善性を引き起こさせ,日常において善をなす,化覚普渡はすなわち法会で受け取る法益であり, 天帝教の教化における先に人道を尽くし,更に天道を修めるのである,進んで身心性命妙道の入門を修持する。


慈恩聖母:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日申の刻 301号
 形而上を道という,形而下を器という,法会に参加することは運化して形而上の道に呼応する意味である, 器の下は協輔である。起心動念を重視し,法会の天人合力の天人親和の力量を発揮する。
 同奮の参加はすなわち持続して絶えることのない教化と学習であり,法会の宗教教化精神を発揮して,心を敬い,清浄にすれば,救劫の気質と道気をあらわすことができる。


無形古仏:
二〇二三(民国一一二)年九月十四日
癸卯年七月三十日申の刻 302号
 天帝教が法会を挙行するのは,宇宙の三定律の実践であり,親和エネルギーについて言えば,高い段階から低い段階に流れ,低い段階から高い段階へ向かおうとするのであって,この動態がすなわち三才(天・地・人)の道であり,また天人合力の本意である。
 天帝教教主 上帝は宇宙性霊の主宰であり,自然律を調和させる最高執行者で,親和光が世界に広がり,一道同風となり,天命の救劫使者は深く親和力を体しよりどころとして,親和力により世界を一つにする実修実持をなし,「潔浄身心意 懺悔永劫修」(身心意を清浄にし 懺悔して永劫に修行する),これにより「浩然正気 充塞太虚 朗朗無翳 景気長春 康同邁進 天地永新」(浩然正気が 大空に満ち 明るく影なく 気象が春のようで 康同に邁進し 天地が永遠に新しくなる)ことができる。


無形古仏:
二〇二三(民国一一二)年九月十五日
癸卯年八月一日午の刻  303号
 春期の掃蕩で,天災人災・地水火風・疫毒・病毒・心毒が拡張している,同奮は法会に参加して,行動に出,共業を承担し,救劫使者の天命を背負い,天を頂に地に立ち,正大光明であるように。
 「全地球超薦陰安陽泰秋祭法会」を行ない,冤孽債を清め,心に憐憫を持ち,縁のある者を渡化して,心念を動かして「正」・「真」により,誠意を尽くして経典を奉読し,内の誠意が形として外に出,恭しく敬意と誠意を以って対し,人間界に法を広め生きる者に利をもたらし, 天帝の真道を普化し,身を捨てる奮闘は我のためでなく,秋祭法会に正気が満ち,祥和の光が普く照り,金光で満たされる。
 法会の開催は,毎年長所が大きくなり,天人ともに利を得,「天満・人満・地満」の三満の境地を突発して,共に全世界に生機を創造する。


南屏済濟祖:
二〇二三(民国一一二)年九月十五日 
癸卯年八月一日午の刻 304号
 天帝教秋祭法会の「超薦」の,更に深い意義は「生生不息(生じてやまない)」に表わされている,その根を知り,その元を守り,中の誠を外に形づくり,お経を聴いて度化を受け,苦を離れ楽を得るように。
 雨神は呼応して嗔・貪・痴・怨を取り除き,金精光大法と五行五意の陣は安定して順序通り行われる,心と念はあい応じて起こり,誠意を尽くして,法雨はまんべんなく降り,始終し,任務を完成して,功徳円満となる。
 天花は散らばり,祥光が射し,冤は消え業は解けて,平安吉祥となる。


聖訓瑤池金母:
二〇二三(民国一一二)年九月十五日 
癸卯年八月一日午の刻 305号
 「癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭法会」は天帝教天安太和道場において成功円満となった。
 春期は道魔あい並ぶ教化の試練で,同奮が共に奮闘するのはすなわちこの時である,私心を去らせ天理に存し,法会の円満を成し遂げた。
 恩恵が縁あって超抜を求める霊に,また無形・有形・無情・有情の衆性衆霊に与えられ,全世界の応劫の十大天人の性霊と大気圏外の精霊は,それぞれその位に安じ,帰属を持って,苦を離れ楽を得た。


一炁宗主:
二〇二三(民国一一二)年九月十五日 
癸卯年八月一日一二年未の刻 306号
 癸卯年全地球超薦陰安陽泰秋祭法会は,順調に円満となった。
 「秋祭法会」が「全世界化」に調整された意義について,説明する:
一、天帝教の法会は天人関係と天人親和力量に建立され,無形の応化組織は,人間界の同奮との経典の奉読により,浩然の経 力の凝集と,調和運化を生み,法会の目的を達した。
二、「全世界」と「超薦」:
(一)「全世界」は,本地球の万生万霊の上に基礎を建立し,一視同仁,地域の差なく,平等大同である。
(二)「超薦」は,「業を超越し質を浄め,実を潔めて業を速くする」ことにより,「升勝為聖(勝に昇るを聖とする)」を達する。
三、「応劫の十大性霊」:
 応劫には,応劫と未応劫と既応劫がすべてその中に含まれるべきである,十大天人が勝より堕して業となったものも,この範 圍である。従って,全世界の万生万霊はいずれも三期劫運に含まれている。
四、法会と親和の関係:
(一) 第一層〜『親和真経』に曰く:「十大天人衆 以行親和力 超凡咸為聖 得盡平等律(十大天人と大衆は 親和力を行ない 凡を超越して全て聖となり 平等律を全て得る)」。法会は天人合力の天人親和力を先行とし,全地球の万生万霊と親和の関係を強化して,天の正気と親誠の気の効果を生む。
(二)第二層〜応劫に転ずる者の万霊である(無形に服し下った大気圏外の精霊を含む),親和力を全て得て,質を潔めて業を速くし,業を超越し質を浄め,新生の境地を達する。
(三)第三層〜「天人諸道衆 以行親和力 協化神媒界 得盡大同律(天人の諸々の道衆は 親和力を行ない 神媒界を協化して 大同律を全て得る)」,無形は人間界の経典を奉読する親和の力量を応化して,陰陽の気を調和させ,平穏な陰陽の道を維持する。
(四)第四層〜「百大弟子衆 以行親和力 解昧三才道 得盡奮闘律(百大弟子衆は 親和力を行ない 天・地・人の道における蒙昧を解き 奮闘律を全て得る)」,天帝教同奮は法会に参加して,自らを渡し他人を渡して,深く法会の意義と経典奉読の経文妙意と宇宙の道を体得した,「天行健,君子以自強不息(天は剛健で,君子は自ら勤めて止まない)」,常に奮闘して,始終するのである。
五、天帝教の天人関係は天人親和の親力の作用の強弱の上に建立され,信仰に対する正確な認識は更に親力純化の重要な要素であるから,心して体得するように,これが「全地球超薦陰安陽泰秋祭法会」の真の価値である。


清涼聖母:
二〇二三(民国一一二)年九月十五日 
癸卯年八月一日一二年未の刻 307号
地曹道場は秋祭法会を行ない,地曹の責により,三曹は共振して,それぞれの帰属を持った,今地曹の天安太和道場はすでに完成して,何年も用いられている,天人があい寄り添い,天人があい呼応し,天命に回帰して,天安太和道場で秋祭法会が主催された。
主催・共催部門はその任務に帰り,天命に安んじるように。
















 

 


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本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。