天帝教極院 聖訓
首席督統鐳力前鋒:
二〇二三(民国一一二) 年十二月九日
癸卯年十月二十七日 午の刻412号
歳末年末に際し,天帝教同奮は本年度の奮闘で,天命・職責・修持のわざにおいて,天下蒼生のために犠牲奉献したかを反省せよ,静坐の行の法華の妙は,自然と悟るところがあるであろう。
道を志す者は,道を憂い貧を憂えず,道を求め食を求めず,《学道則儀》に従い,《独居之儀》によって自己自省し,その欲を抑え,その心を規範に合わせ,簡潔清潔にして,酒色財気を遠ざけ,清心寡欲であり,気質を変化させて,昊天心法の修持を明らかにせよ。
組織制度の誠実な実践は,年の初めに自ら定めた奮闘目標と無形指示の方向を検視し,検討改進して,組織運用を活性化し,救劫弘教の奮闘道気を奮い立たせ,教主 上帝にたいする信仰の道心を堅くせよ。
太虛子:
一一二年十二月十八日
癸卯年十一月六日午の刻 419号
第二十二回天人実学研討会は帝教総殿文華道宮に呼応し,精神教育の全体目標を含む。
生命は持続して絶えることなく移り変わり,自然の法則に従う,学道・研究もまた同じである。人類の精神生命と物質生命は共同鍛煉して,提昇移行し,宇宙生命に邁進して,宇宙人生の究極を探る。
崇道真人:
一一二年十二月十八日
癸卯年十一月六日午の刻 420号
第二十二回天人学員研討会について,説明する:
一、天人実学の研討は,一年間の個人と団体の思と行を総括し,先を承け後を啓き,共通認識を凝聚して,核心価値を拡散させる。
二、天人の学の運動エネルギーを着実にし,分業して協力し,公心一体となる,天人実学の源は遠く流れは長い。
三、精神教育の根本は教義・教綱・時代使命にあり,救劫弘教の奮闘を開拓する。
四、教壇と教院はすなわち組織の一元二用の体現であり,各自が精神と物質の両要素を蓄え持って,天帝教の気質と教風に融合する,具体的に 上帝真道をほのかに表現する。
崇仁大帝:
二〇二三(民国一一二) 年十二月二十二日
癸卯年十一月十日午の刻 422号
天人実学の検討は奥義を極め,凡そ《新境界》・《教綱》・《宇宙応元妙法至宝 》 及び「基本経典」,乃至天人合一・天人文化 ・ 天 人親和・天人炁功の四大領域の研究に志のある者は,皆研究に長けている者である。無為心法は万象を網羅し,群生を養育して,糧を厚く実を持たせ普化する,昊天心法は「虚の中に実あり,無の中に真あり」が基本であり,心を用いて研鑽すれば,自ずの真実の体悟がある。
《學道則儀》には:「道は無為,理は無窮,初学者は道理を知り難い,理を知らず,道を修めないのは,道の賊である;道を保持せず,理を極めないのは,名を盗んで道としているのであり,道の盜である。」とある。道の初学者は,心を虚にし,その腹を満たせば,天人実学の検討はすなわち「知道進理」となる。
極初大帝:
二〇二三(民国一一二) 年十二月二十二日
癸卯年十一月十日午の刻 423号
十二月二十一日は復興節であり,復興の最も重要で緊急の意義はすなわち「救劫」である,「救劫」の宗教は,世界毀滅の劫難を化延する宗教であり,復興から四十三年,救劫の精神は淡化しているので,復興節において再度申し述べる,天帝教の同奮は皆天命の救劫使者であり,天下蒼生のために奮闘せよ。
昊天心法は教主 上帝の法門であり,私は一生の修煉の精華を伝授した,真修實煉して,大願を発し,基本の修証功課を勤めて行ない,最後には成果を上げて,完成時代使命と玉霊殿の三大特定任務を完成させよ。
極初大帝:
二〇二三(民国一一二) 年十二月二十二日
癸卯年十一月十日午の刻 424号
天帝教は中華民国六十九(一九八〇)年十二月二十一日に,詔を奉じて地球に復興し,每年十二月二十一日を復興節としている。
天帝教が人間界に再来し,天帝の教化を闡揚して,首任首席使者の十四年,代理首席使者の二年,第二任首席使者の十年,第三任首席使者の十年,第四任首席使者の第七年,このように歩んで来たのは,全て教主 上帝の顕化であり,また同奮が奮闘の道心を堅持して不退であることに対する感応である。
外在の環境は危機的であり,天帝教の同奮は堅く 上帝に対する絶対の信仰を保ち,天命救劫使者は三奮を勤めて行ない,信心を惑わされず,堅持して止まず,勇敢に前進して,道途を開くように。
世界の危機は外在の環境・気候・資源・核戦争・糧食・人口等に現れているが,根源は人の「心」にある,人心は危うく,道心はわずかしかない,世界を拯救するにはまず人心を救う,戦争の殺伐は人心の仇視・敵對から来ており,もし平和的に共存して,異なるを敬し同じを愛するようにせよ,平和は進歩の原動力で,我ら同奮が,身・心・霊が平衡し平和であって,天命・信心・奮闘により,自らを厳しく律し,救劫使者の天命価値を創造して,皆が「天上に独立して,常に宇宙に存する」ことができるようにと激励する。
この小誌はドキュメントであり、フィクションでは有りません。
本書は当時のまま校正もしていません。 日本人の持つ大和魂の価値感を呼び起こし、 今後の日本国復興再建に役に立つ提言と確信しております。